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生命保険で損をしないために

おすすめ商品ほど危ない!?

      2013/09/02

大手国内漢字系生保に強い傾向です。見直しに登場した危ない保険商品は大手のものばかりですから、納得していただけると思います。

彼らは、保険会社にとって利益率が低いといわれる単体の「終身保険」や「養老保険」をすすめません。「終身保険を検討したい」といっても、提案書には必ずといっていいほど、更新型の特約がついてきます。

気をつけるべきキーワードを列挙します。これらの言葉を見たらまず注目しましょう。

  • ①「生存給付金」、「更新」、「自動更新」、「特約」、  「転換」、「下取り」、「第1保険期間」、「第2保険 期間」……
  • ②「アカウント型保険(利率変動型積立終身保  険)」「定期特約付終身保険」、
  • ③「当社規定」、「予定利率」、「実質利率」……

 

①は「シンプルイズベスト」ではない保険に必ずといっていいほど入っている言葉です。これらの言葉を見つけたら、要注意です。②は具体的な商品名です。近寄らないでください。ややこしいですが、「積立利率変動型終身保険」はなかなかよい商品がありますので、間違わないようにしてください。
③は、要確認のキーワードです。当社規定というのは、保険会社が勝手に決めた規定ということです。約款にも書いていない、「自分勝手な支払拒否」などの際によく使われます。「きちんと説明してくれ」と要求しましょう。「予定利率」と「実質利率」はよく出てくる言葉です。実際にみなさんが受け取る利率は「実質利率」です。「予定利率」は「純保険料」のみにかかってきますから、皆さんが支払った保険料全体にかかるわけではありません。保険料全体から保険会社の手数料である「付加保険料」を差し引いた額(純保険料)にかかるということですから、支払保険料全体(純保険料+付加保険料)で計算すると、利率(実質利率)はぐっと下がります(「大手生保の手数料は50%以上!?」参照)。

「利率は2%ありますよ!」とセールスされたら、「実質利率は?」と問い合わせてください。恐らく1%前後でしょう。

キーワードはおすすめ商品に頻繁に登場しますから、おすすめ商品ほど危険度が高いということです。

 

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